売買されているメールアドレス

個人情報を収集するサクラ業者

メールアドレスは、業者間で売買されていて、一部のサクラは直接の売上ではなく、こういったアドレスなどの個人情報を収集する為に活動している所もあります。

メールアドレスは売買されている

携帯電話をお持ちの方であれば誰でも一度は迷惑メールに悩まされた事もあるのではないでしょうか?

 

個人情報の売買が問題になり個人情報保護法が作られたように、メールアドレスというのも業者間で売買されているものなのです。

 

実際に悪質サイトなどは関係なしに、多くのメールアドレスに宣伝メールを送信したとします。

 

だれもメールでの宣伝や広告に反応しないだろうと思うような内容や特にお得がない情報でも、こういったメールを送る頭数が多ければ多いほどメールがきっかけで売上が上がるというのが世の中の仕組みとなっています。

 

PCメールですと複数取得でき、閲覧していないケースも多いですが携帯のメールアドレスやLINEIDなどはアドレス変更はできても一つのアドレスしか所有できず、携帯のメールアドレスであればメールが届けば通知でタイトルだけでも必ず見るというのがあり価値も高く評価されています。

 

特に出会い系やアダルト系サイトには一切登録していないのに、こういったサイトからの迷惑メールが多数来たり、女性のメールアドレスにはジャニーズを装うサクラからメールが来たり、男性のメールアドレスにはアイドルを装うサクラからメールが来てしまうというのは必ずどこかでメールアドレスや簡単なプロフィール情報が流失してしまっている証拠です。

 

各携帯電話ごとに迷惑メールやPCメールをブロックするセキュリティもありますが、必要なメールが届かなくなるケースも多く利便性が悪いというのも現状です。

 

 

サクラなどは、直接ユーザーから課金をさせる事を目的とした内容だけではなく、メールアドレスやLINEアカウント・銀行の口座番号などさまざまな個人情報の取得を目的として活動しているケースも非常に多いのです。

 

出会い系のサイト上での課金メールのやり取りではなく、直接アドレス交換やLINEIDを交換すれば安全だと信用してしまう人もいるのが現状ですが、こうしてお金や常識はずれの事を要求される訳ではなく、普通にやり取りをしている相手でも実はそれはサクラで、個人情報を更に悪質な業者に売っているケースなどもあります。

 

こうしたサクラサイトだけではなく、大企業や政治家のメールマガジンなどに登録しただけでも迷惑メールが多くなる事もあり、こういったケースは企業ぐるみというよりもこうした情報を扱う一部の人間が流出させている事が考えられます。

 

最近ではこうした怪しいサイトにはPCメールの捨てアカウントを作って登録する人も多くリスク回避ができている非常に有効な手段といえます。

 

個人情報保護法が浸透した社会にはなってきましたが、メールアドレスでは特にまだまだセキュリティが整っていないというのが現状ですので、リスク回避や自己防衛は自分自身で行う必要があります。